ホルモン補充療法の種類

ホルモン剤イメージ

ホルモン補充療法は、急激に減少する女性ホルモン(エストロゲン)を補充する治療であると前の記事で見てきました。「ホルモン補充療法とは

通常、ホルモン補充療法では「エストロゲン」と「黄体ホルモン」という2種類のホルモンを使用します。「黄体ホルモン」を併用することで月経のような出血を起こさせ、子宮内膜の増殖を防ぐのが目的です。また、乳房のはりなどの副作用も軽減します。

薬の形状でいうと、「飲み薬」「貼り薬」「塗り薬」の3種類があり、ドクターと相談の上、どの薬を用いるかを検討することになります。

ちなみに経口剤は胃腸から吸収されて、肝臓を通って血液中に入るため、胃腸や肝臓に負担がかかることがあり、貼り薬(パッチ)は皮膚から直接取り込まれるため、飲み薬より胃腸や肝臓への負担が少ないと言われています。

が。かゆみ、かぶれなどの皮膚症状が出ることがあります。(私もたまにかぶれます^^;)

ホルモン剤の種類

ホルモン補充療法に使用されるホルモン剤には様々な種類があります。以下は代表的なもの。

エストロゲン単剤

【プレマリン錠 0.625mg】=錠剤・成分は結合型エストロゲン
【ジュリナ 0.5mg】=錠剤・成分はエストラジオール
【エストラーナテープ 0.72mg】=パッチ・成分はエストラジオール
【ルエストロジェル 0.06mg / ディビゲル 1mg】=ゲル剤。成分はエストラジオール

※他に作用の弱いエストリオール製剤のエストリオール、エストリール、ホーリン、膣の乾燥の改善に用いられるエストリオール膣錠もあり

エストロゲン・黄体ホルモン配合剤

【ウェールナラ配合錠】=錠剤・成分はエストラジオールとレボノルゲストレル
【メノエイドコンビパッチ】=パッチ・成分はエストラジオールと酢酸ノルエチステロン

黄体ホルモン

【プロペラ、ネルフィン、プロゲストン、メドキシン 各2.5mg】=錠剤・成分は酢酸メドロキシプロゲステロン
【ヒスロン 5mg】=錠剤・成分は酢酸メドロキシプロゲステロン
【ルトラール 2mg】=錠剤・成分は酢酸メドロキシプロゲステロン
【デュファストン 5mg 10mg】=錠剤・成分はジドロゲステロン

ホルモン剤の使い方

エストロゲンと黄体ホルモンをどのように使っていくかは、その人の子宮の有無や、閉経からどのくらい経過しているかで変わってきます。

*子宮が有り、閉経後間もない人向け*

エストロゲンを毎日、黄体ホルモンを1ヶ月のうち10日〜12日使用する。(私はこの使い方です)
または、1ヶ月のうちエストロゲン製剤を16〜18日、エストロゲン・黄体ホルモン配合剤を10日〜12日使用する
※月経のような出血が起こる

*子宮が有り、閉経から年数が立った人向け*

エストロゲン、黄体ホルモンとも毎日使用する
※月経のような出血は起こらない

*子宮を切除した人、あるいは短期間だけ使う場合*

エストロゲン単独投与
※月経のような出血は起こらない

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以上、このページは主にNPO法人「女性の健康とメノポーズ協会」様および「茶屋町レディースクリニック心斎橋」様のwebページを参考にさせていただきました。

このように、一口にホルモン補充療法といっても、ホルモン剤の選び方も使い方も様々な選択肢があります。

私の友人の例ですが、ホルモン補充療法を始めた時、最初に処方されたディビゲルで強烈な腰痛や腹痛といった副作用がおこってしまい、一度は治療を諦めかけていました。が、ドクターに相談してエストラーナテープに変更していただいたところ、副作用はすっかり治り、ホルモン補充療法をすんなり継続することができたんです。

あ、ディビゲルが悪いといってるわけじゃないですよ^^;。彼女の場合はたまたま合わなかっただけで、ディビゲルは多くの方に使用されている代表的なホルモン剤です。

大事なことは、ホルモン補充療法に詳しいドクターにめぐりあって、自分に合ったホルモン剤をしっかり選んでいただくこと。そしてトラブルが起きた時に、十分相談して、対処法を考えていただけるような信頼関係を築くこと。そのためにも「女性外来」のカテゴリを早く充実させねば(; ̄ー ̄A

では次に、ホルモン補充療法のメリットとデメリットを見ていきますね。

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